今何かと話題になっているChromebook。普段Googleのサービスを良く使用する私でしたがWindowsとMacを既に所有しているということもありまだ購入には至っていませんでした。しかし最近は盛んに新製品が登場しているし「このまま未体験なのはもったいない」と思い購入した次第です。
スペック
ASUS Chromebook C223NAは税込み2万円を切る激安ですがスペックも低いです。
CeleronでeMMCとWindowsだと絶対に避けたい性能の低さですがChromebookだとそれなりに動いてくれます。
画面はTNでたいして綺麗ではありませんがノングレアなのがGoodポイント。
エントリーノーパソのくせにType-Cからは4K60Hzの画面出力が可能です。
OS | ChromeOS |
CPU | Intel Celeron N3350 |
RAM | LPDDR4 4GB |
ストレージ | eMMC 32GB |
インターフェイス | USB Type-C 3.1Gen1 x2 USB Type-A 3.0 x1 microSD x1 3.5mmイヤホンジャック 0.92MPインカメラ |
ディスプレイ | 11.6インチ 1,366×768 |
重量 | 999g |
サポート | 2024年6月まで |
ベンチマーク
Geekbench 5
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Chromebookはご存知の通りAndroidアプリが(ある程度)使用可能なのでGeekbench 5を動かしてみました。
シングルコア268,マルチコア514。しょぼい。
Snapdragon670のPixel3aにすら負けています。ブラウジングは普通に可。雀魂という麻雀ゲームも思ったより快適に遊べます。WindowsよりChromeが最適化されているおかげかもしれません。
第一印象
ファーストインプレッションってやつです。「悪くない!!」
エントリークラスにしてはかなり良いです。
ハイエンドモデルですとキーボードやベゼルがもっと上質ですが価格からすれば十分合格点。解像度の低さはやや気になりますが内蔵GPUも非力なので仕方がないでしょう。
セットアップ
Androidをセットアップするのとほぼ同じ感覚です。LANポートはありませんのでWiFiに繋ぎましょう。11acまで対応しているので通信速度も悪くはないです。
中身の所感
中身はほぼChromeとAndroidのハーフです。左下の○がドロワーで右下から通知バーを展開できます。
私はPixel3aを所有しているのですがSMSをChromebookから確認可能なのが便利だと思いました。Androidとの連携は便利ですね。
しかしいちいちログインのたびにGoogleアカウントのパスワードを入力しないといけないのが面倒だなと思っていましたが、PINに変更可能でした。
Androidの設定画面からバージョンを確認してみると9。まあ古い機種なので仕方ないのかなぁ。Chrome側のバージョンはしっかり最新なので文句はありません。
動作は1画面なら快適 ただし4K60Hzとウマ娘は諦めろ
エントリークラスなのに4K60Hzの画面出力に対応しています。オルタネートモードってやつです。ただしYouTubeで4K動画を再生してみたらカクカクでしたのでもう使いません。
モニタ位置の調整やスケーリングは使用可能なので困ることはありません。
容量にもそれなりに余裕があるのでウマ娘でも入れてみようかなと思いましたが......。
最初の画面(スプラッシュ画面)から先に進みませんでした。やはりChromebookでゲームが起動しないというウワサは本当でした。特にインテルCPUはダメですね。
ウマ娘 プリティーダービー
Cygames, Inc.無料posted withアプリーチ
ハードウェア
エントリークラスのくせにデュアルスピーカーでそこそこの音質。ただ底にスピーカーがあるためスタンドを利用してスピーカーを浮かして使用したいところです。
ChromeOSなのでYouTube Musicでうまぴょい伝説を聴いてみます。
ChromeはネイティブアプリですがYouTubeアプリはPWAです。普通に快適操作で悪くない音質と音量。
PWAとは
PWAとはプログレッシブウェブアプリの略でネイティブ感覚で操作できるWebアプリ。ブラウザをわざわざ立ち上げる必要がなく楽。
画質や視野角は悪いのでアートワークの鑑賞には不向きです。
充電
付属の充電器で充電してみました。テスターで情報を取得しようとしたのですがなんかおかしいですね。充電はできているのですが。
おかしくないやつってどんなんだよって人、上の画像の通りです。おかしい方(Chromebook)は現在供給しているW数やアンペア数が表示されません。
ただ30W以上のUSB PD対応充電器ならたいてい使用可能なので実害はありません。30Wあれば十分。18Wでもスリープモードならなんとか充電可ってところです。
LinuxとAndroidStudio
ChromeOSはLinuxとAndroid Studioに対応しています。もはやAndroid版Macじゃん。
ハイエンドモデルが欲しくなりました。Androidアプリの開発は普段からしているのでこれは嬉しいです。開発者フレンドリー。
まとめ
ココがおすすめ
安いくせに見た目がよく機能が充実。動作もブログ編集くらいなら不満なし。バッテリー持ちも良い。
ココがダメ
ウマ娘は遊べません。ディスプレイ品質も価格相当。
公式Webサイト
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ASUS Store(エイスース ストア) - ASUS Chromebook C223NA (C223NA-GJ0018)
jp.store.asus.com