Googleからアクティブノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホン、Pixel Buds Proが発売となりました。
税込み23,800円となかなか高価ですが、旧価格のAirPodsProぐらいと考えれば普通です。
ソニーのWF-1000XM4よりは安価ですしAndroid、特にPixelユーザーにとってはハイエンドTWSの新定番となるかもしれません。
とはいえ品質が悪かったら意味ありません。ので実際に使用して品質を確かめてみたいと思います。
スペック
ANC付きのワイヤレスイヤホン。価格的にハイエンド帯です。最近は1万円以下でもANC付きのワイヤレスイヤホンが増えているので、スペックシートだけで判断するとコスパ弱めです。
これは何? | ANC付きカナル型完全ワイヤレスイヤホン |
対応コーデック | SBC,AAC |
ケースのサイズ | 縦63.2mm,横50mm,奥25mm |
ケースと本体含む重量 | 62.4g |
本体のサイズ | 縦23.72mm,横22.03mm,奥22.33mm |
本体(片耳) | 6.2g |
防水防塵 | IPX4(本体),IPX2(ケース) |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
操作 | タッチセンサー |
充電 | USB Type-Cまたはワイヤレス充電 |
その他 | Googleアシスタント対応、アクティブノイズキャンセリング、マルチポイント、外音取り込み、装着検知 |

外観
budsの名の通り、豆を想起させるデザインです。
充電はType-Cもしくはワイヤレスが利用可能です。
重さは普通。AirPods Proより重め。

ペアリング
Google謹製なのでAndroidスマートフォンとのペアリングはシームレス。ケースを開けるだけで「ペアリングしますか?」とスマホの画面に表示されます。
音楽聴いてみた
一度ペアリングしてしまえば、次にケースを取り出した際に自動的に再接続してくれます。通知も出してくれます。
バッテリー容量は通知領域から確認可能。
お次は音楽を聴いてみます。Youtubeで音楽を聴いてみます。ANCはオンにします。室内で扇風機をオンの状態で評価しています。
AppleのAir Pods Proとの比較もします。
☆聴いた曲
・HoneyComeBear - 夏の魔法
・Official髭男dism - ミックスナッツ
・ときのそら - ぐるぐる・ラブストーリー
・ピノキオピー - 魔法少女とチョコレゐト feat. 初音ミク
・広瀬香美 - ロマンスの神様
低音域:★★★★☆
中音域:★★★★☆
高音域:★★★★☆
ノイズキャンセリング:★★★★☆
外音取り込み:★★★★★
遅延:★★★☆☆
低音域:必要最低限の低音は出ている。人によっては物足りなさを感じるかもしれないが、イコライザーで調整すれば補える。低音の質も比較的良い。
中音域:メロディやボーカルは綺麗。特にボーカルには強い。声の艶は感じられる。それと声は若干近く感じる。それはそれで良いが、ボーカル以外の広がりももう少し欲しい。
高音域:超高音域のボーカルやメロディはやはり綺麗。一方細かい音の解像度は物足りなさを感じる。
ノイズキャンセリング:流石にAppleの方が上。だけどPixel Buds Proも悪くはない。対風だとPixelの方が僅かに自然かも(貫通して聞こえる風の音が自然、不快感が少ない)。
外音取り込み:優秀。外の音も、なってる音楽が綺麗に別れて聞こえる。
遅延:動画ではさほど気にならないが、音ゲーは無理。
設定
ジェスチャーは細かく設定可能。タップで再生や停止をしたり、長押しでANCをオンオフできます。もちろん変更可能。
まとめ
ココがおすすめ
待望のANC対応。マルチポイントにも対応。ジェスチャーも豊富。たいていの人は満足できる音質。
ココがダメ
SBCとAACにしか対応していない。ノイズキャンセリングではAppleに勝てていない。音質は好みによって勝敗は別れるが、恐らくソニーには負けている。

公式Webサイト
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Pixel Buds Pro
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