2021年8月26日に発売されたGoogle謹製のスマートフォン Pixel 5aを購入しました。大画面と驚異的なバッテリー持ちが長所のスマートフォンです。
スペック
価格は税込51,700円。10万円超える価格のスマートフォンも少なくない中、手頃な価格で購入可能なのがありがたいですね。
これは何? | Google製スマートフォン |
OS | Android 11 |
本体サイズ | 高さ 156.2 mm、幅 73.7 mm、奥行き 8.8 mm |
重量 | 183g |
防水防塵 | IP67 |
WiFi | Wi-Fi 2.4 GHz + 5 GHz 802.11a/b/g/n/ac 2x2 MIMO |
Bluetooth | Bluetooth® 5.0 + LE、A2DP(HD コーデック: AptX、AptX HD、LDAC, AAC) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 765G |
RAM | LPDDR4X 6GB |
ストレージ | UFS2.1 128GB |
ディスプレイ | 6.34インチ 1080 x 2400 (FHD+) 60Hz OLED Corning® Gorilla® Glass 3 HDR10 HLG |
バッテリー | 4,620 mAh |
充電 | USB Type-C USB3.1 Gen1, USB PD2.0 18W |
GPS | A-GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou |
DRM | Widevine CDM:Scurity Level L1 |
SIM | nano x1,eSIM |
モバイルネットワーク | LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 77 / 78 |
アウトカメラ | 広角:12.2MP Sony IMX363 超広角:16MP Sony IMX481 |
インカメラ | 広角:8MP Sony IMX355 |
その他 | Titan M搭載,おサイフケータイ対応,イヤホンジャックあり,マイク2機 |
基本的にPixel4a(5G)を踏襲していますが、IP67に対応しバッテリー容量も強化されています。
ベンチマーク
Antutuベンチマーク[360,814],3DMark Wild Life[1672],Geekbench 5[Single526,Multi1343],ストレージの読み込み速度[904.89 MB/s]
他のスナドラ765G搭載pixelとだいたい同じです。普段使いでは問題のないであろうスコアが出ました。
耐久ベンチ
3回連続でAntutuを回したところ,1回目[366566]2回目[361397],3回目[354483]となりました。急激にスコアが下がるということもなく仕事してくれます。
カメラの右側にSoCがある(?)ようでその部分が発熱します。持つ部分は下の方なので熱さは気にならないです。
起動したばかりはそれなりに発熱しましたが、初期設定やベンチマークを終えてしばらくするとそこまで発熱しなくなりました。
外観レビュー
いつもの通りの白い箱です。
箱を開封するとpixel5aがお出迎えします。
箱の中は
- 本体
- 充電器
- ケーブル
- USB Type-A to C変換アダプタ
- USB Type-C to Cケーブル
- SIMピン
- 説明書
です。
pixel5と比較すると明らかに5aの方が大きいですね。
下のベゼル(アゴ)は5と比べると5aは厚めです。
文字サイズ比較。やはり大画面は正義。文字が見やすく情報量も多いです。
pixel5aはpixel5と異なり画面下スピーカーではありません。
カメラは5にあったフリッカーセンサーが省かれています。またマイクも同様です。指紋センサーは特に変わりなく。
頭にはマイクとイヤホンジャックがあります。イヤホンジャックの音質は良好です。
電源ボタンはでこぼこしています。滑りにくくて良いですね。
反対側にはSIMトレイがあります。nano x1です。
おしりの部分。USB Type-Cとマイク(左)とスピーカー(右)。
重量は177gでした。やや重く感じます。
手で持つとこんな感じ。片手持ちは厳しいですね。
ケース
純正ケースが公式から販売されています。本体のカラーが1種類と寂しかったのですが、ケースのカラーは4種類あるので嬉しいですね。
重さ34g。耐久性はありそうなのでこれくらい重くなるのは仕方がないのかもしれません。
Likely Limeはポップで可愛くてお気に入りです。ただ、厚みがあるケースなのでそこだけは注意。
ケースをつけて、保護フィルムもつけるとなるとこのくらいの重さになってしまいます。
ディスプレイ品質
ディスプレイは6.34インチ有機EL(OLED)。60Hz駆動。コントラスト比 100,000:1以上。pixel5ほどではありませんが十分に綺麗です。
ゲーム性能を確認
【ウマ娘】
基本的に4a5Gや5と同じ使用感です。メモリ6GBと8GBの違いはそんなに体感できません。ウマ娘はリリース当時より動作が改善されていますので普通に快適です。若干カクツクこともありますがミドルクラスSoCとしては許容範囲。発熱もあまりありません。
それより、大画面なのが嬉しい! 文字も見やすいです!
相変わらず、左の余白ならぬ余黒が気になります。それだけが不満です。
【PUBG】
画質はHDまで選択可能。特に問題なくプレイ可能でした。
【原神】
中国産のハイエンド3Dゲーム。ムービー部分が重い&音ズレが激しい。発熱もある。ゲーム中の動きはなんとか遊べなくもないですがフレームレートは低めとプレイはあまりおすすめできません。
【他のゲーム】
プロセカ、ツムツムをプレイしましたが特に問題なく遊べます。音ゲーはiOS端末ほどではありませんが特に引っ掛かりや激しい遅延もありません。
スクロール性能
上がpixel5a(60Hz)で下がpixel5(90Hz)です。RSSアプリ+YouTubeのPiPで動画を再生しています。
もたつきはどちらもありませんが、やはりpixel5の方がスクロールが滑らかです。
カメラ
pixel5とほぼ変わらないカメラ性能です。素晴らしい。ただしスペクトル+フリッカーセンサーはありません。
上のGIFはpixel5で、フリッカーが抑制されるところを録画したものです。このような芸はpixel5aではできません。
1x
2x
0.6x
2x & 7x
In Camera
Other Picture
動画性能
4k60fps撮影で超広角カメラは使用できません。
スピーカー性能
ステレオスピーカーだけあって音質は良好。ドルビーアトモスを搭載していないので、搭載しているスマホには勝てませんがミドルスマホとしては合格点です。
バッテリー性能
PCMark for Androidで測定したところ16h12min。かなりのバッテリー持ちです。体感でも勿論良いです。減りもそんなにありません。
スーパーバッテリーセーバーという最大48時間バッテリーが持つモードもあるため、もしもの時も安心できます。
中身について
OSの使用感については他のpixelシリーズとほぼ同じなので過去にレビューしたpixel5を参考にしてください。
まとめ
ココがおすすめ
pixle4a(5G)より価格が安く防水対応
画面が6.34インチと大きめなのにバッテリー持ちも良い
ココがダメ
重量が重め
ワイヤレス充電非対応
OPPO Reno5 AやXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方がコストパフォーマンスが良いという意見もありますが、OSの安定さやバッテリーやカメラ画質やセキュリティなどはこちらが上なので個人的には断然Pixel5a 5Gをおすすめします。
価格コムでMi 11 Lite 5Gの評価とPixel4a 5Gの評価を見比べてみてください。Mi 11 Lite 5Gの評価は3.87に対してPixel4a 5Gの評価は4.41です。スマホ選びで失敗したくない人はどちらを選ぶべきかは明白です(何を重視するのかにもよりますが)。
公式Webサイト
-
Pixel 5a
store.google.com