Blackview様から Blackview Tab60 を提供していただきました。
価格は税込み16,900円ですがAmazonのクーポン適応で13,900円になります(3,000円オフ)。
8.68インチの小型で4G通信もできるレア枠タブレットです。
スペック
8.68インチと小型でHDディスプレイ。SoCはUnisoc T606。
4G通信に対応しているのも特徴的です。
これは何? | 小型タブレット |
OS | Android 13(DokeOS_P3.0) |
本体サイズ | 高さ 211.7 x 幅 124.4 x 奥行き 8.4 mm |
重量 | 338g |
防水防塵 | XX |
WiFi | Wi-Fi a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 (コーデック:SBC) |
SoC | Unisoc T606 |
RAM | LPDDR4X 4GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 8.68インチ 1,340 x 800 60Hz |
バッテリー | 6,050 mAh |
充電 | USB Type-C |
GPS | A-GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou |
DRM | Widevine CDM:Scurity Level L1 |
SIM | nano + (nano or SD) |
モバイルネットワーク | 3G:WCDMA B1,B8 4G:TDD B40 FDD B1,B3,B8,B20 |
アウトカメラ | 広角:8MP |
インカメラ | 広角:5MP S5K4H7 |
その他 | 顔認証(2D),イヤホンジャックあり |
ベンチマーク
Antutuベンチマーク[228007],3DMark Wild Life[423],Geekbench6[Single 375 Multi 1274 ML Score 155],ストレージの速度[read:196.59 MB/s write:160.51],PCMark for Android[7131]
※拡張メモリを4GB追加した状態で確認
とても低いスコアです。ゲームどころか普段使いでも期待出来なさそう。

動作感確認
カクつくので快適ではありません。しかし使えないことはありません。
メモリが4GBしかないのでマルチタスクには向いていません。

外観レビュー
おなじみの箱
箱の中は以下の通り
- 本体
- 充電器
- Type-A to Type-C ケーブル
- SIMピン
- 説明書
保護フィルムは予め画面に貼り付けられています。
重量は公称値通りの338g。ipadMiniよりは結構重め。
正面。解像度が1,340 x 800 pxなので若干の物足りなさを感じますがぱっと見は悪くありません。
下部。スピーカー、Type-Cがあります。
頭にはスピーカーとイヤホンジャックがあります。
右側。電源ボタンとボリュームキー。
左側の上部にはSIMトレーがあります。nanoSIMが2枚入りますが2スロット目はSDカードとの排他仕様です。
背面は中央にBlackviewと書かれています。マッド仕様で指紋が付きにくくなっています。
カメラはシンプルに1つ。出っ張りもほぼほぼ無い。
タブレットなのでこれで十分ですよね。
カメラ

もっと酷いのを想像していましたが予想以上に綺麗。もちろん一般的なスマートフォンには劣りますが十分ですね。
日本のSIMを挿さなければシャッター音は消せます。
撮影可能サイズは 4:3(8.1MP),16:9(6MP),1:1(6.1MP)。
ズームは4倍まで可能。


動画は1080p30fpsで撮影できます。


バッテリー性能
PCMark for Androidで測定したところ記録は 10h 26min。
悪くはないですが6,050 mAhのバッテリーを搭載しているし解像度も低いので15hくらいは持ってほしかったかも。
とはいえ普通に使う分には十分持ちます。
放置しておくとバッテリーが自然に減っていきますが、Bluetoothをオフにすると対策になるようです。
中身について
他のBlackviewタブレットと同様にシンプルなデザインになっています。
Googleディスカバリーも利用可能。iOSの様にアプリを直接配置するモードも設定可能なので十分な機能があると感じました。
プリインアプリは上記の通り。重要なアプリとGoogle系を除けば基本的にアンイストール可能。
肝心なディスプレイ設定を確認。本機は動画視聴や読書がメイン用途なのでここは重要。
画面の明るさ調整は自動で可能になっています。 BlackviewTab12では自動調整不可だったのでこれは嬉しい。
ダークモードは3段階で設定可能。有機ELではなく液晶ですし個人的にはソフトがおすすめです。
ただ、時間で自動的に切り替えることはできません。
夜間モードといういわゆるブルーライトカットを出来る機能もあります。
これも必須なのであってよかった。
色味の調整も可能。便利です。ところどころ英語なのが気になりますが......。
まあ機能はしており、この機能があれば「ディスプレイが青過ぎる」「黄色過ぎる」と悩む必要はありません。
あとリーダーモードも地味に便利です。
コントラスト控えめな白黒になるので、漫画やWeb小説閲覧に便利です。
更に新機能?として Video display enchancement を搭載してきました。
これはビデオやフォトアプリで発色を強化してくれる機能です。ビビッドな映像を楽しみたい人におすすめです。
ただNetflixは非対応のようです。


凍結室
簡単に言うと、一時的にアプリを停止させることが可能なアプリ。
お行儀が悪いけどたまーに使うアプリを指定すると良い。ただしシステムアプリは不可。
ゲームモード
ゲームアプリを指定するとメモリをクリアしたり、通知をブロック出来る。通知ブロックは素直に便利。
メモリ拡張
RAMを最大4GB追加可能。アプリの再読み込みが鬱陶しく感じる人は多めに追加すれば良いかも。
ただこの機種はストレージの読み込みも遅めなので速度的には期待できない。
通信
SIMトレイがあるということは、モバイル通信が出来るわけですがなんと通話もできちゃいます。
噂にはVolteにも対応しているらしい。ただしドコモ系のSIMしか所持していなかったので3Gしか掴めませんでした。やっぱバンドの狭さがきつい。楽天 or ソフバン系SIM必須。
まとめ
ココがおすすめ
かなりの低価格。
128GBのストレージ。
モバイル通信可能。
貴重な小型タブレット。アスペクト比16:10なのが動画視聴向きで良い。
拡張RAMやディスプレイの色味調整など結構遊べる。
ココがダメ
解像度が足りない。
重量が重め。
もう少し強いSocが欲しい。
対応バンドが少なすぎる。
Netflix非対応。
評価:★★★☆☆

公式Webサイト
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Blackview Tab60
www.blackview.hk