SOUNDPEATS様よりワイヤレスイヤホン「Air4 Pro」をレビュー用に提供していただきました。
Air4 Proは高音質コーデックの【aptX Adaptive Lossless】に対応しており、高音質を謳っています。
その上、ANCやマルチポイント、外音取り込みモードにも対応しており普段使いで役に立つ便利機能は一通り揃えており、定価一万円を切ってるとは思えないスペックをしています。
（価格は8,480～7,280円）
実際の使用感はどうか、気になる中身をレビューしていきます。
スペック
コーデックはAdaptive Losslessに対応。ANCやマルチポイントに対応しています。
| これは何？ | ワイヤレスイヤホン |
| 対応コーデック | aptX Adaptive Lossless,AAC,SBC |
| 重量 | 本体3g/ケース36g |
| 防水防塵 | IPX4 |
| Bluetoothバージョン | 5.3 |
| 操作 | タッチセンサー |
| 充電 | USB Type-C |
| 操作 | タッチ操作 |
| バッテリー持続時間 | イヤホン単体6.5時間、ケース込26時間 |
| カラー | ブラック、ホワイト、ベージュ |
| その他 | アクティブノイズキャンセリング、外音取り込み、装着検知、マルチポイント |
外観
開封するとイヤーピース、Type-Cケーブル、説明書が入っています。
ケースは光沢だが、ただの光沢ではなく真珠のように綺麗。
ボタンはType-Cの横にあります。
重量は本体込で44g。実測本体の片耳は8gです。
外側がマッドで内側が光沢仕上げ。デザインは安っぽさを感じさせません。
また、根本にマグネットがついており、ケースに近づけるとマグネットですっと収納できます。
耳にはめるとこう。
本機はタッチ操作に対応。タッチによって一時停止や再生が可能です。
アプリ
iPhoneやWindowsでペアリングするとAACで接続、Xperia 5 IVなどの対応機種ではaptX Adaptive Losslessで視聴可能です。SwitchなどではSBCでの接続になります。
iOSとAndroidアプリもあります。設定をしましょう。
アカウントを作成しログインしたあと機種を選択するとHOME画面が表示されます。
設定画面から変更可能な項目は以下の通り
- ボリューム
- アダプティブイコライザー
- イコライザー
- ノイズキャンセリング
- タッチキー無効化設定
アダプティブイコライザー
簡単なテストを行い、自分の耳にあったイコライザーを設定してくれます。聞こえにくい音を聞こえやすくしてくれるので曲が豊かになります。
音楽聴いてみた
本機は13mmの大型ドライバを搭載していることもあり音に迫力があります。
１万円未満のワイヤレスイヤホンとは思えないほどの音質です。
Adaptive Losslessなのでワイヤレスでも高音質です。
視聴したのは湊あくあさんの【エイムに愛されしガール】
カワボ系の女性ボーカルで少し高めの声ですがちゃんと透明感が表現されていてGood。
バランスド・アーマチュアを搭載したOpera 05と比べると流石に物足りなさはありますが、この価格では合格点です。むしろ癖が少なめでここまで綺麗なら不満はありません。２万円代のPixleBudsProと聴き比べてもさほど差を感じないのではないでしょうか。
一方低音に関しては前述のOpera 05やPixleBudsProなどのハイエンドモデルと比べて劣るなという印象です。このあたりはイコライザーで調整してあげると良いでしょう。
このように調整すればいい感じ
視聴環境ですが、電車と自宅で視聴。電車では騒音が気になりますが最大ー４５DBの騒音カットを謳っていることもあり快適に視聴できます。この価格帯のANCは頼りないものばかりですが本機は高級機にも近い騒音カット性能があります。
もちろんBOSEやAirPodsPro第２世代ほどではありませんが、余裕で常用できるレベルです。
自宅では暖房や空気清浄機を使いながらでもしっかりと音楽視聴ができます。扇風機の弱を向かい風にして聞いてみましたが、不快な風切り音もカットしてくれます。ANCオフ時と比べると弱い風の音はほぼ分からなくなっています。強めの風音は聞こえますが少しマイルドになってくれます。
外での使用に必須な外音取り込みモードも搭載しています。若干人の声が聞き取りにくいですが普通に使う分には問題ありません。
通話に関しても、aptX Voice搭載で雑音をカットしてくれます。実際外でも声が伝わりやすくなります。伝わりにくいサ行の音もはっきり聞こえます。
ゲームプレイ時に嬉しいゲームモードも搭載。０遅延...とまでは行きませんが、調整次第で音ゲーもいける感じになります。このあたりは大手のワイヤレスイヤホンよりも低遅延なのでゲームや動画編集をしたい人におすすめできます。
低音域：★★★☆☆
中音域：★★★★☆
高音域：★★★★☆
ノイズキャンセリング：★★★★☆
外音取り込み：★★★★☆
遅延：★★★★★
まとめ
ココがおすすめ
・ANC、外音取り込みモード、マルチポイント、装着検出など普段遣いに適した機能が一通り揃っている。
・音質も良い。
・aptX Adaptive Lossless対応
ココがダメ
・ワイヤレス充電非対応
クーポン
A4PBWYALLP39
