オウガ・ジャパン(OPPO)のスマートバンド、OPPO Band Styleを購入しました。数日使用したので細かくレビューしていきます。
スペック
定価おおよそ4480円と控えめな価格ながらSpO2(血中酸素濃度)の定期的な測定が可能。更に1.1インチOLEDディスプレイ、防水性能5ATMと手堅い構成となっています。スマートバンドの王様【Xiaomi Mi Band】シリーズですが最新の6は6000円超えと比較的高価でSpO2測定も手動で睡眠時にSpO2測定ができないのが痛い上に、バッテリー持ちも悪いと口コミがあります。そこで強力なライバルとなりそうなのがこの子です。
これは何? | スマートバンド |
OS | 独自 |
本体サイズ | 約40.4mm x 約17.6mm |
重量 | 約10.3g (本体のみ) |
防水防塵 | 5ATM |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
SoC | Apollo3 |
ストレージ | 12MB |
ディスプレイ | 1.1インチ 126 x 294 AMOLED |
バッテリー | 100 mAh 最大使用時間12日 |
充電 | 独自形式(接触式) |
GPS | なし |
SIM | 非対応 |
ヘルスケア機能 | 血中酸素レベル継続測定、睡眠モニタリング、リアルタイム心拍数モニタリング、毎日の活動、座りすぎ防止リマインダー、呼吸運動 |
その他機能 | メッセージ通知 着信通知 呼び出し拒否 タイマー/ストップウォッチ アラーム 天気予報 音楽再生コントロール カメラコントロール スマホを探す(iOS非対応) |
スマートバンド(スマートウォッチに)に求める機能は一通り備わっています。常時表示はありませんが、それはバッテリー持ちの課題もあるのでなくても良いかなと思います。
外観と付属品
スタイルタイプのストラップに加えスポーツタイプのストラップも同封されています。これは嬉しい。スタイルタイプのカラーは白と黒が選択可能ですが、今回は白にしました。
金色のフレームで高級感があります。
裏面。光学式の心拍数測定センサーとSpO2センサーが搭載されています。
また、スタイルタイプではストラップを外さずに充電可能です。マグネットで簡単にくっつきます。なおスポーツタイプではストラップを外さないと充電できません。
左がXiaomi Mi Band5、右がOPPO Band Style。Xiaomiは下に物理ボタンがあるのも特徴ですね。
同じ1.1インチながら解像度はXiaomiが120x294,OPPOの方は126x294と僅かに上。見た目では差はありません。最高輝度は僅かにOPPOの方が上な気がします。色温度も高い印象。
一方で最低輝度はXiaomiの圧勝。Xiaomiの方はかなり暗くすることが可能です。
管理アプリと機能
Hey Tap Healthというアプリ(iOS/Android)を使用します。このアプリから睡眠の記録や文字盤の変更など細かな設定の変更が可能です。
文字盤の種類はそこそこありますし任意の画像を使用することも可能ですが、バッテリーと天気を表示させるものがないのが不満です。
しばらくしてアップデートで文字盤が追加されました。
TOP画面からワンタップすることで本体の残りバッテリーを確認することも可能です。
Music Controller
標準の音楽プレーヤー(Pixel5の場合YoTube Music)で音楽を再生するとバンドの方で自動的に音楽制御の画面を表示してくれる機能、これとても便利です。個人的には多様するので重宝しています。設定からオフにすることも可能です。
SpO2
手動での測定も可能。もちろん自動的に測定してくれることも可能。精度も非医療用としては普通に使えます。
睡眠時の自動測定は定期測定とリアルタイム測定の2種類があります。
リアルタイム測定だとバッテリーの消費がかなり多め。ですがより細かく測定できます。私は睡眠時無呼吸症候群が怖いので毎晩リアルタイム測定で様子をみています。
ワークアウト
13種類のワークアウトがあるのでとりあえずフリートレーニングで運動してみました。中学校でやるような準備体操からはじめ、腕立て伏せなどを15分間しました。運動強度を上げると表示も変化します。素人目線ではありますがトラッキングは優秀な感じがしました。
天気
モザイクの部分には地名が表示されています(Takadanobaba みたいな)。
降水確率がないのが若干不満です。
その他細かい設定値など
通知オフの設定。Mi Bandでは5以降時間指定で設定できますが、この子では残念ながら時間指定はできないようです。
輝度。20%から100%まで設定可能。自動調整はありません。個人的な不満は上でも書きましたが最低輝度でもやや明るすぎることですね。
表示時間。5秒から10秒までと結構融通がききます。
まとめ
ココがおすすめ
睡眠時含むSpO2測定や基本的な機能が一通りある
ココがダメ
AppleWatchやMi Band6よりはベゼルレスさや解像度で劣る

公式Webサイト
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OPPO Band Style
やる気が、走り出す。1.1インチ有機ELディスプレイ | 血中酸素レベルを継続測定 | 24時間リアルタイム心拍数測定 | 12種類のスポーツモード | 5ATM防水機能 | 通知機能
www.oppo.com