2022年4月21日にGalaxyシリーズ待望のオープン市場(SIMフリー)スマートフォン、Galaxy M23 5G(SM-M236Q)が登場しました。
これまでGalaxyは基本的にキャリアからしか販売されていませんでしたが、とうとうキャリアの改造がないSIMフリーGalaxyが購入できるようになりました。
色はディープグリーンとライトブルーの2色展開。私はライトブルーを購入しました。早速使用感などを書いていきます。
スペック
価格は税込40,975円。スナドラ750Gの6GB RAMとミッドレンジモデルですが他にコスパがいいスマホが増えすぎて別にコスパ良とも言えません。防水やFelicaもありません。
これは何? | Galaxy初のオープン市場版スマホ |
OS | Android 12 |
本体サイズ | 高さ 165.5 mm、幅 77.0 mm、奥行き 8.4 mm |
重量 | 198g |
防水防塵 | X |
WiFi | Wi-Fi 2.4 GHz + 5 GHz 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth5.0(コーデック: SBC,AAC,AptX,SSC,LDAC) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 750G |
RAM | LPDDR4X 6GB |
ストレージ | UFS2.1 128GB |
ディスプレイ | 6.6インチ 1080 x 2408 (FHD+) 120Hz TFT Gorilla Glass 5 HDR10,HDR10+,HLG |
バッテリー | 5,000 mAh |
充電 | USB Type-C USB2.0,25W急速充電 |
GPS | A-GPS, GLONASS, GALILEO, BDS, QZSS |
DRM | Widevine CDM:Scurity Level L1 |
SIMスロット | nano x2,micrSD(MAX1TB) |
モバイルネットワーク | ☆LTE B1(2100), B2(1900), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B8(900), B12(700), B17(700), B18(800), B19(800), B26(850), B28(700),B38(2600), B40(2300), B41(2500), B42(3400) ☆5G sub6 N77(3700), N78(3500) |
アウトカメラ | 広角:50MP s5kjn1 超広角:8MP Sony IMX355 マクロ:2MP gc02m1 |
インカメラ | 広角:8MP Sony IMX355 |
その他 | モノラルスピーカー,イヤホンジャックあり,マイク2機,ARCore対応 |
ベンチマーク
Geekbench5,3DMark Wild Life,PCMark for Android,ストレージ速度は以上の通り。
PCMark for Androidのバッテリー測定では12h18minでした。普通。
Antutuは4回連続で回した結果がこちら。スコア全然落ちませんね。
表面温度も毎回測りました。温度は画像の通り(室温20.5,湿度63%)。
スコア自体は大したことないのですが、カメラの横がわずかに温かくなる程度で、背面は発熱がほぼないのが優秀です。

ゲームと操作性能
微妙なSoCだしブラウジングもあんまり快適じゃないので期待はできませんが、検証します。
GalaxyにはGame Boosterという機能があり、ゲーム中の通知をブロックしたり画面だけ消灯してゲームのオート周回を動かしたり、ゲームのパフォーマンスを向上させることが可能です。オンにして検証します。
それに加えてウマ娘と原神では開発者オプションからGPU Watchをオンにして負荷を調査します(プロセカは表示の邪魔になるので無理だった)。これをオンにすることで、CPUやGPUの情報をフローティング表示してくれます。
ウマ娘
標準画質ですとカクツキがありますね。軽量版の選択をお薦めします。
高画質化にチェックを入れてレース。
やはり重いのでチェック非推奨。
原神
デフォルトは低画質。文句なし、とは言えない動きですがまあまあ普通に遊べます。
最高画質にするともう少しフレームレートが落ちますが、それでも遊べないレベルではありません。
そしてなりより発熱が他のスマホよりだいぶ少ないです。これは素晴らしい。
最高画質で本体の一番熱いところ(カメラ横)を測るとそれなりの温度が確認できますが、重いシーンが終わるとすぐに熱は引きます。
下の方に熱はあまり伝わってきません。
プロセカ
まあ普通に遅延はなくできました。
動作
ハイエンドスマホと比べるとワンテンポ遅れる感じです。引っかかりもあるので個人的にはBADポイントです。
内蔵品と外観
箱
Type-Cケーブル。充電器はありません。
SIMピンと説明書。
正面。画面の綺麗さや視野角、輝度は普通。ややビビッドな色合い。
ベゼルは太め。
インカメラはティアドロップ型のノッチ。横から覗くと影が確認できます。う〜ん...。
左右。電源ボタンは指紋認証と兼用。
背面。サラサラしており指紋が付きにくい。プラスチック素材だが、安っぽさは無い。
SIMスロット。トリプルスロットは良い。ただ最近はeSIM派になったし、民泊系SIMがオワコンになったので物理デュアルSIMが必要かは微妙。
イヤホンジャックとUSB Type-Cとスピーカー。
カメラ。
重量は実測199gと重め。
手に持った感じはこう。
カメラ
50MPの広角、8MPの超広角、2MPのマクロカメラを搭載しています。
広角

超広角

デジタルズーム
通常
10倍ズーム

マクロ

暗所

インカメラ
ソフトウェア
ホーム画面とプリインストールアプリ
ホーム画面。Google discoveryが利用できます。設定からオフにすることも可能。
オープン市場版なのでキャリアの余計なアプリが無いのはGood。ただFacebookとかはいらない(消せるけど)。
One UI
ミドルレンジモデルなのに機能が多い。リフレッシュレートの調整や、バッテリーの劣化を防ぐために最大85%までに制限する機能、RAMを増やす機能など。
ただ画面の色合いを調整する機能が無いのは残念(ブルーライトカットはある)。
本スマホはティアドロップノッチということで、その領域が描写されないアプリが一部存在しているのですが、その部分含めて描写するように設定することが可能です。
この機能、必須でしょ。Pixleにも欲しい機能です。
生体認証
顔認証と指紋認証に対応。どちらも精度は良いと思います。ただ、顔認証はインカメラを使用した物なのでセキュリティ的には劣ります。
まとめ
ココがおすすめ
・そこそこのカメラ
・そこそこの大画面
・あんまり発熱しない
・イヤホンジャックあり
・機能が多い
ココがダメ
・防水防塵非対応
・ワイヤレス充電非対応
・Felica非搭載
・スピーカーはモノラル
・重い

公式サイト
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Galaxy M23 5G Galaxy公式サイト
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